監修:弁護士 齊藤 翔平(埼玉弁護士会所属/大宮ありあけ法律事務所)
保険会社から示談金の提示があったけれど、この金額が妥当なのかわからない。弁護士に頼めば増えるかもしれないと聞いたけれど、弁護士費用特約がないので、頼むと費用のほうが高くつくのではないかと心配。そんな方のために、当事務所では、保険会社から示談金の提示を受けている方を対象に、増えた金額の2分の1だけを報酬とする「増額分2分の1プラン」をご用意しています。この記事では、このプランの内容と、計算例、対象になる方を解説します。
こんな疑問はありませんか?
- 弁護士費用特約がないと、弁護士に頼むと損をする?
- 示談金は、弁護士に頼むと本当に増える?
- 増えなかったら、費用だけかかってしまう?
- どんな人が、このプランを使える?
この記事でわかること
- 特約がない方が気にする「費用倒れ」とは
- 増額分2分の1プランの内容
- 計算例と、手元に残る金額
- 対象になる方・ならない方
特約がないと、弁護士に頼むと損をする?
弁護士費用特約がない場合、弁護士費用はご自身で負担することになります。そのため、「弁護士に頼んで示談金が増えても、弁護士費用のほうが高くついてしまうのでは」という心配から、弁護士への相談をあきらめてしまう方も少なくありません。このように、受け取る金額より弁護士費用が高くなってしまうことを「費用倒れ」といいます。
ただ、保険会社が最初に提示する金額は、裁判で使われる基準(弁護士基準)より低いことがほとんどです。弁護士が交渉することで、示談金が増えることはよくあります。
→ 詳しくは「交通事故の慰謝料は増額できる?3つの基準の違いを解説」
増額分2分の1プランの内容
当事務所では、弁護士費用特約がない方で、保険会社からすでに示談金の提示を受けている方を対象に、「増額分2分の1プラン」をご用意しています。
| 着手金 | 0円 |
|---|---|
| 報酬金 | 保険会社の提示額から増えた金額の2分の1(税込) |
| 事務手数料 | 1万1000円(増額できた場合のみ) |
| 増額できなかった場合 | 弁護士費用(着手金・報酬金・事務手数料)は0円 |
| 実費 | 郵送費や資料の取り寄せの費用などは、別にいただきます |
POINT 報酬金は、増えた金額の半分だけなので、弁護士に依頼しても、最初の提示額より手元に残る金額が少なくなることはありません。
計算例
40万円が60万円に増えた場合
| 保険会社の最初の提示額 | 40万円 |
|---|---|
| 弁護士の交渉後の示談金 | 60万円(20万円の増額) |
| 報酬金 | 10万円(増えた20万円の2分の1) |
| 事務手数料 | 1万1000円 |
| 手元に残る金額 | 48万9000円(最初の提示額より8万9000円多い) |
実際に増える金額は、けがの内容や通院の期間、後遺障害の有無などによって変わります。どのくらい増える見込みがあるかは、ご相談のときにお伝えします。
示談金の提示を受けた方のご相談をお受けしています
保険会社からの書類をお持ちいただければ、増額の見通しをお伝えします。初回相談は30分無料です。
対象になる方・ならない方
対象になる方
- 交通事故の被害にあい、保険会社から示談金の提示を受けている方
- 弁護士費用特約が使えない方
対象にならない場合
- 保険会社から、まだ示談金の提示を受けていない場合
- 交渉でまとまらず、交通事故紛争処理センターや裁判に進む場合(その場合の費用は、進む前にあらためてご説明します)
- 弁護士費用特約が使える場合(特約を使ってご依頼いただけます)
→ 特約が使える方は「弁護士費用特約の使い方」
ご依頼の流れ
- 保険会社からの示談金の提示の書類を持って、ご相談いただく(初回30分無料)
- 弁護士が、提示額が妥当か、どのくらい増える見込みがあるかをお伝えする
- ご依頼いただいたら、弁護士が保険会社と交渉する
- 示談金の金額に納得できたら、示談する
保険会社とのやりとりは、ご依頼のあとはすべて弁護士が行います。ご自身で保険会社と話す必要はありません。
よくある質問
Q. 増額できなければ0円?
はい。増額できなかった場合は、着手金・報酬金・事務手数料のいずれもいただきません。郵送費などの実費のみご負担いただきます。
Q. 特約が使えるかわからない
ご自身やご家族の自動車保険、火災保険などに付いていることがあります。ご相談のときに、一緒に確認しましょう。
Q. まだ提示を受けていない
このプランは、提示を受けた方が対象です。提示の前でも、通常のプランでご相談・ご依頼いただけます。
まとめ
弁護士費用特約がない方でも、保険会社から示談金の提示を受けている場合は、「増額分2分の1プラン」で、費用倒れの心配なく弁護士に依頼できます。増額できなければ、弁護士費用はかかりません。
保険会社から示談金の提示を受けたら、サインする前に、書類を持ってご相談ください。