監修:弁護士 齊藤 翔平(埼玉弁護士会所属/大宮ありあけ法律事務所)
「家族にだけは知られたくない」。刑事事件のご相談で、よくお聞きする言葉です。家族を悲しませたくない、信頼を失いたくないという気持ちから、誰にも相談できずにいる方も少なくありません。事件の内容や進み方によっては、家族に知られずに解決できる場合もあります。
こんな疑問はありませんか?
- 家族に知られずに、事件を解決したい
- 自宅に、警察から書類が届く?
- 家宅捜索をされたら、知られてしまう?
- いつか家族に話したほうがいい?
この記事でわかること
- 家族に知られるきっかけ
- 在宅事件で知られにくくするための工夫
- 家族の協力が必要になる場合
家族に知られるきっかけ
- 逮捕されて、警察から家族に連絡がいく
- 自宅に警察から郵便物が届いたり、家宅捜索が行われたりする
- 罰金の納付書などが自宅に届く
在宅事件で知られにくくするための工夫
- 警察からの連絡を、携帯電話にしてもらうよう相談する
- 弁護士に依頼し、連絡の窓口を弁護士にする
- 取調べの日時を、家族に不自然に思われない時間に調整してもらう
POINT 弁護士には守秘義務があるため、ご本人の了解なく、ご家族に相談内容を伝えることはありません。
家族に知られずに解決したい方のご相談を受け付けています
連絡方法などにも配慮して対応します。
家族の協力が必要になる場合
逮捕された場合は、ご家族に知られずに済ませることは難しくなります。また、不起訴や執行猶予を目指すうえで、ご家族の監督の約束が大切になることもあります。家族に打ち明けるかどうかは、弁護士と相談しながら考えましょう。
POINT 在宅のまま早く解決できれば、家族に知られずに済む可能性が高まります。ひとりで悩まず、すぐに弁護士に相談してください。
家族に話すかどうかを考えるポイント
- 逮捕されるおそれがあるか(逮捕されると、家族に連絡がいくことが多い)
- 示談金の準備などで、家族の協力が必要か
- 処分を軽くするために、家族の監督の約束が必要か
- 隠し続けることで、後で家族との関係がより悪くなるおそれがないか
よくある質問
Q. 弁護士から、家族に連絡がいくことはありますか?
ご本人の了解なく、弁護士からご家族に連絡することはありません。連絡の方法も、ご希望に合わせます。
Q. 同居している家族に、郵便物を見られるのが心配です。
弁護士事務所からの郵便物の送り先や、封筒の表記などについても、ご相談いただけます。
Q. 家族に話した場合、どう伝えればいいですか?
伝え方に迷う場合は、弁護士が同席して、事件の状況や今後の見通しを説明することもできます。
まとめ
在宅事件であれば、工夫によって家族に知られずに解決できる場合があります。
ひとりで抱え込まず、すぐに弁護士にご相談ください。