監修:弁護士 齊藤 翔平(埼玉弁護士会所属/大宮ありあけ法律事務所)
「少年院に入ると、もう普通の生活には戻れないのではないか」。そんな不安を抱える保護者の方は多くいます。少年審判では、事件の重さだけでなく、子どもがこれから立ち直れるかどうかが重視されます。保護者の方と一緒に、その環境を整えていくことが大切です。
こんな疑問はありませんか?
- 子どもが少年院に送られないか心配
- 保護観察と少年院の違いは?
- 審判の日までに、何をすればいい?
- 審判には、保護者も出席する?
この記事でわかること
- 少年審判で処分が決まる考え方
- 保護観察を目指すために
- 付添人と保護者の役割
少年審判で処分が決まる考え方
少年審判では、事件の重さに加えて、少年が反省しているか、家庭や学校などの環境が整っているか、再び非行に走るおそれがないかが考慮されます。社会の中で立ち直れると判断されれば、少年院ではなく、保護観察などになる可能性があります。
保護観察を目指すために
- 子どもと一緒に、事件と向き合い、反省を深める時間をつくる
- 被害者への謝罪と被害の弁償を進める
- 家庭での生活のルールや、見守りの体制を具体的に決める
- 学校や職場など、少年の居場所を確保し、地域の支援者との関係をつなぐ
- 悪い交友関係を断つ
- 付添人や家庭裁判所の調査官との面接に、誠実に協力する
POINT 環境を整えるには時間がかかります。事件が家庭裁判所に送られる前から、すぐに弁護士に相談してください。
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少年の立ち直りに向けて、保護者の方と一緒に取り組みます。
付添人と保護者の役割
弁護士は付添人として、家庭裁判所の調査官や裁判官に、少年の変化や環境が整ったことを伝えます。保護者の方は、少年の一番の支え手として、審判にも出席します。
POINT 保護者の方が、少年をどのように支えていくかを具体的に示すことは、処分の判断に大きく影響します。
よくある質問
Q. 保護観察になったら、どのような生活になりますか?
自宅で生活しながら、保護観察官や保護司の面接を定期的に受け、指導を受けます。
Q. 少年院には、どのくらいの期間入りますか?
少年院の種類や、子どもの状況によって異なりますが、数か月から1年程度のことが多くあります。
Q. 審判で保護者は何を話す?
裁判官から、家庭での様子や、今後どのように子どもを支えていくかを聞かれることがあります。付添人と事前に準備しておきましょう。
まとめ
少年審判では、少年の反省や環境が整っているかが重視され、保護観察などになる可能性があります。
保護者の方の関わりが大切です。お子さまの事件は、すぐに弁護士にご相談ください。