監修:弁護士 齊藤 翔平(埼玉弁護士会所属/大宮ありあけ法律事務所)
警察から呼び出しを受けている、事件のことで捜査が始まっているようだ。「明日、警察が家に来るのではないか」と、毎日おびえながら過ごしている方もいると思います。逮捕されるかどうかは、事件の内容だけでなく、その後の対応によっても変わります。今できることに、一つずつ取り組んでいきましょう。
こんな疑問はありませんか?
- このまま逮捕されてしまう?
- 警察の呼び出しに応じても、逮捕されることはある?
- 逮捕を避けるために、今できることは?
- 自首したほうがいい?
この記事でわかること
- 逮捕されるのはどんな場合か
- 任意の取調べへの向き合い方
- 逮捕を避けるためにできること
逮捕されるのはどんな場合か
逮捕は、罪を犯したと疑う理由があり、さらに、逃げたり証拠を隠したりするおそれがあると判断された場合に行われます。住所や仕事が定まっていて、捜査に協力している場合は、逮捕されずに在宅で捜査が進むことも多くあります。
任意の取調べへの向き合い方
- 呼び出しには、原則として応じる
- 都合が悪いときは、無視せずに日程の変更を相談する
- 取調べでは、事実と違うことを認めない
- 供述調書には、安易に署名しない(署名する前に弁護士に相談する)
POINT 呼び出しを無視し続けると、逃げるおそれがあると判断されて、逮捕につながることがあります。
逮捕されるか不安な方のご相談を受け付けています
捜査への向き合い方を、状況に合わせてアドバイスします。
逮捕を避けるためにできること
- 被害者がいる事件では、早めに謝罪し、示談を進める
- 弁護士を通じて、捜査に協力する姿勢を示す
- 必要に応じて、弁護士が警察に、逮捕の必要がないことを伝える
POINT 逮捕を避けるためにも、警察に行く前に、すぐに弁護士に相談してください。早い段階から動けるほど、取れる手段が多くなります。
逮捕された場合に備える
万が一逮捕された場合に備えて、次のような準備をしておくと安心です。
- 家族に、弁護士の連絡先を伝えておく
- 仕事の引き継ぎや、職場への連絡の方法を考えておく
- 常用している薬がある場合は、内容をメモしておく
- 事件のことを、弁護士と相談して整理しておく
逮捕された後の流れは「逮捕されている場合の刑事事件の流れ」で解説しています。
よくある質問
Q. 任意の取調べの途中で、逮捕されることはありますか?
取調べの内容などから、逮捕の必要があると判断された場合は、任意の取調べの途中で逮捕されることもあります。
Q. 弁護士がついていると、逮捕されにくくなりますか?
弁護士が、捜査に協力する姿勢や、逃げるおそれがないことを警察に伝えることで、逮捕されずに済む場合があります。
Q. 逮捕されそうなら、引っ越してもいいですか?
急な引っ越しは、逃げようとしていると疑われるおそれがあります。行動する前に、弁護士に相談しましょう。
まとめ
捜査に協力し、示談などを早めに進めることで、逮捕されずに済む可能性が高まります。
不安なときは、警察に行く前に、すぐに弁護士にご相談ください。